2018.05.14
四国新聞に掲載されました
Fresh! 輝く人
トクシンテクノ 南智子さん(20)
鉄製の階段や手すりの製造などを行うトクシンテクノ(多度津町)の南智子さん(20)。学校やアパートなどさまざまな建物の階段の設計図制作を担当しており、「徐々に難しい階段も作れるようになり成長を感じている。次は後輩を教える立場」と意欲的だ。
高校の普通科を卒業し、入社3年目。当初は部品の種類が膨大で「暗号みたい」と感じていた各名称を覚え、コンピューターを使った設計システム「CAD]も体得した。立地や建物に合わせた階段を作るため、
お客さんとの関係 大切に
まっすぐな形状だけでなく、折り返しや踊り場を付けるなどの要望に応える。
細かいミスは納期の遅れにつながるため、常に入念なチェックを欠かさない。依頼主とやりとりを重ね、傾斜や踏み板の厚みなど、細かい点も反映して理想の階段に近づけていく。「完成後にお礼の電話があった時、達成感を感じます」と話す。
休日は社内で開催するバーベキューに参加して交流を深めたり、家業の大衆劇場の出演や稽古に精を出したり。「芝居でもお客さんからの要望が聞けるようコミュニケーションを大切に。仕事と似ています」
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