SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。

私たちの取り組み

ものづくりを通し、社会に貢献する

トクシングループは、鉄製階段の設計・製造を中心とした様々な事業を行っております。拠点とする香川県多度津町は瀬戸内海に面した港町です。春は桜、秋は紅葉と四季折々の風景が楽しめる自然豊かな環境で、ものづくりを行っております。 製品は、大型商業施設・公共施設・工場などで幅広く使用されています。私たちは「建設業界の支援を通し社会貢献する。」を経営理念に掲げており、理念の実行を目指す中で、SDGsの掲げる持続可能な社会の実現にも貢献できるのではと考えました。

トクシングループのSDGsの進め方

弊社は2020年に「健康経営優良法人」認定を受けました。健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
弊社では経営理念の実行と「健康経営優良法人」への取り組みを相互に行いながら、SDGsを進めています。

SDGsの取り組み内容

鉄に特化したものづくり

わたしたちは、鉄に特化したものづくりを行っています。鉄はリサイクル性に優れ、再生可能な素材です。鉄を使った弊社の製品は、建築・プラント・土木関係など幅広い分野で使われています。鉄を使ったものづくりを続けることで、持続可能な社会・循環型社会の社会実現に寄与できると考えます。

ものづくりを支える板金技術

階段や手摺制作に欠かせない技術が、板金加工です。わたしたちは板金加工技術を高めるために、ものづくり補助金を活用し、2020年にAMADA社のハイブリッドドライブベンダー(HRB1303)を導入しました。より精密な曲げ加工が可能となり今までよりも高品質な商品を提供することができています。

一流の「人」を育てるために

弊社では、OJT研修や社内勉強会を精力的行い、社員一人ひとりの「人間力」の向上に取り組んでいます。

【主な取り組み】
①朝礼時の「13の徳目」を実施。人間的な成長・仕事の価値観の共有をしています。
②幹部教育勉強会をし、一般社員との関わり方や経営面の勉強を行っています。
③一般社員向けのビジネス勉強会でお客様対応を学んでいます。

月1回「経営誌 理念と経営」を使い、社員全員でディスカッションをしています。

効率化、品質向上を目指して

2020年より業務改善委員会を設置し、月1回経営陣へ提言を行っています。1年間で100件以上の生産性や品質向上のための改善要望が提出されました。これからも社員からの要望を積極的に取り入れることで、作業の効率化や品質向上を目指してまいります。

節電への取り入み

弊社では節電対策として2013年からゴーヤを使ったグリーンカーテンを設置しています。グリーンカーテンは日光の光をやわらげ、暑さの原因になる赤外線を反射します。2017年に工場内の証明をLED化しました。これによって電気使用量を大幅に減らし、省エネを実現しました。

節水への取り組み

香川県は昔から水不足になりやすい土地です。そのため、香川県出身の社員が多くいる弊社も意識を高く、日々の節水への取り組みを行っています。2017年には、節水トイレを導入し、今後も積極的に節水への取り組み続けてまいります。

産業廃棄物の排出量削減、
リサイクルへの取り組み

機械の手入れや洗浄に使用するタオルウエスについては、可能な限り再利用を行っています。また、製品に使った破材を加工し、アルコールを置く台を制作するなど、本来なら捨てるものを技術によって再生させています。使い切ることを意識することで、産業廃棄物の排出量を抑えられています。

社員の健康増進に向けて

社員の健康はどんな取り組みを行う上でも、不可欠なものです。2020年には「健康経営優良法人」の認証取得し、社員の健康増進に向けた取り組みを行っています。定期健康診断はもちろんのこと、心理カウンセラーによるストレスチェックを行うことで心身ともに健康であることを目指します。
就業前には、ラジオ体操を行っています。運動不足解消やけがの防止を目的です。その他、ゴルフコンペや社員旅行などのイベントも積極的行っています。

COOL CHOICEへの賛同

「COOL CHOICE」とは、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で26%削減することを目標に、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動などの温暖化対策に役立つ、あらゆる「賢い選択」を促す国民運動のこと。トクシングループでは国産ハイブリッド車エコカーを社用車にするなど、COOL CHOICEに賛同しています。

地域の雇用を守る取り組み

弊社では地元の多度津町にあります、香川県立多度津高等学校の学生を毎年採用しています。地元を愛する若者たちが明るい未来を抱けるように今後も採用活動を行ってまいります。

地域の子どもたちへの工場見学・
職場体験

毎年、地元の多度津高校をはじめ県内高校生や穴吹デザインカレッジの専門学校生を職場見学に招待しています。この取り組みを通じ、地域の子どもたちに、働く喜びや作る楽しさを伝えられたらと考えています。

活動の社外発信・工場見学の受入

2017年、弊社も所属する「香川県鋼構造協同組合」(鋼構造物製造及び工事業にかかわる企業の経営及び技術の総合的な改善向上などを目的とする協同組合)の皆様を招き、職場見学会を行いました。弊社の仕事内容や取り組みなどを紹介し、啓蒙活動を行いました。

トクシングループでは、今回紹介しましたもの以外にもSDGsに関する取り組みを積極的に続けてまいります。